2008-01-01から1年間の記事一覧

私は貝になりたい

「私は貝になりたい」のリメイク映画が作られたらしい。TBSのラジオ放送を聞いていたらやけにこの映画が取りあげられていたので、TBSが出資しているんだろう。興味深かったのは、午前の番組の大沢悠里と午後の番組の小西克哉とで視点がまったく異なっていた…

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以前書いたレディースデーについての文章を読み返すと、肝心なことが抜けていたので、補足の最後に書き足す。 → 映画館の「レディースデー」は男女差別なのか?

A Beautiful Tragedy

ロシアのバレエ学校を取材したテレビドキュメンタリーを見る。ダンサーの卵である少年・少女たちは、日々、過酷なほどの鍛錬と徹底した競争によって育成されていく。なんともすさまじい世界。それは日本にたくさんあるこどもの習い事としてのバレエ教室とは…

オンナの痛み

録りだめたドキュメンタリー番組をまとめて半年分見る。その中に上野千鶴子が若い日本画家と対談する番組があった。対談は桜が満開の公園で行われており、今年の春頃に放送されたものらしい。画家はすらっと背の高いはなやかな女性で、彼女の作品はいずれも…

更新

相撲の楽日を見ながら、相撲についての会話文を書き直してみる。トラブル続きの大相撲はもはやそれどころではない感じだけど。 → 女性知事の土俵入り

18人の音楽家のための音楽

半年ほど前、スティーヴ・ライヒの「18人の音楽家のための音楽」のテレビ中継をやっていた。ライヒと彼の楽団が来日して東京で演奏したときの録画らしい。私はこの曲をずっとコンピューターによる打ち込みだと思った。本当に題名通り18人のミュージシャンた…

映像から意味を読み取るのが苦手な人

町山智浩のブログで、セリフで説明されないと映画が理解できない評論家のことが紹介されている。 → ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記「2008-08-27 映画を観る能力がまったくない映画評論家」 映像から意味を読み取るのが苦手な人というのはけっこう多い。…

右翼と左翼

「右翼」「左翼」という言葉は、政治思想を大ざっぱに把握するのに便利なのでよく使われるけど、あいまいでわかりにくい。あいまいすぎてこの言葉を使うとかえって混乱する場面も多い。教科書的トリビアを書くと、フランス革命時に、王政の存続をとなえる勢…

ドミニク

祝、スール・スーリールの「ドミニク」、9年がかりで完全解決。フランス人のロック少女ふたり組みがアタマをぶんぶん振りながら口パクで歌うYouTubeの映像が気に入ってます。オリジナルのフランス語歌詞を訳したり、アルビジョワ十字軍の記述について間違っ…

更新

「自衛隊と憲法9条」を加筆・修正。 → 自衛隊と憲法9条

マイノリティ・レポート

CS放送で「マイノリティ・レポート」を見る。いいかげんな映画。 P・K・ディックの原作は、予言された未来を変えようとする行為のパラドックスについて思考実験を試みているような作品なので、短い話でも印象に残る。ところが、2時間半近い映画になって、主人…

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「飛び入学と飛び級」の課題文を修正。ようやく「てにおは」がまともになった。 → 飛び入学と飛び級 「永住外国人の地方参政権」の会話文であいまいな箇所を修正。修正箇所は以下の通り。 → 永住外国人の地方参政権B 「国民主権(主権在民)というのは、第一…

みそぎ研修

授業で修養団の「みそぎ研修」の様子を見る。資料はNHKが高度経済成長期のサラリーマンの姿を記録した記録映像。三重県伊勢市にある道場へ送られた大手企業の新入社員たちは、奇妙なかけ声や笑い声を上げながら体操を行い、パンツ一丁で身を切るような早春の…

正義は我にあり

ひさしぶりに自分のWebサイトを開いたついでに、どんな人たちがこのサイトにリンクしているのか検索してみる。なぜか、去年書いた「映画館のレディースデー」のページに2ちゃんねるから大量のリンクが張られていて複雑な気分。自分がバカだからこういうリン…